新型コロナウイルスの被害が世界で最も大きいアメリカでは、現在も外出制限が掛けられています。特に被害が大きい地域では、外出はスーパーや薬局など生活必需品を買いに行くときのみ認められています。

少しでも感染者の数を抑えるために、人々はソーシャルディスタンスを試みており、スーパーの外には買い物客が列に並んで、中に入る順番を待っている様子があります。外出制限によりすべての学生はオンライン授業へ変更、社会人は可能な限り在宅勤務をされています。

一方、自粛生活が続いている際に、人々の生活にも少しずつ変化が現れてきたのは、食生活です。多くのレストランが閉店している今、ホームクッキングをする機会が増えてきているようです。


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実際にInstagram, Facebook, Twitterなどに自分が作った料理やレシピを投稿し、シェアすることが流行になってきています。中には、プロの料理人が自身のソーシャルメディアで料理教室をするデジタルクッキングも人気が出始めているようです。

アメリカの記事フードナビゲーター(Food Navigator)が300人を対象にしたアンケートによると、コロナウイルスの収束後、約38%の回答者はローカルビジネスをサポートをする意志があり、約32%の回答者は今後も自炊を続けることを表しており、約35%以上の回答者は家族との時間を増やすと結果がでました。

また、食料品を購入するプロセスも変化してきています。自粛生活が続いているため、少しでも感染リスクを避けるように、多くの消費者はオンラインで食料品を注文するようになりました。Amazonの子会社であるWhole Foodsでは、デリバリーをする生産が追いついていないため、オンラインで購入することができない状態が続いています。深刻な人材不足に直面しているAmazonは現在、積極的にデリバリー運転手を雇用しており、少しでも生産におい付けるように工夫しているようです。


コロナウイルスの影響で、アメリカのオンラインコンシューマーグッズの売り上げは、前年比より41.7%増加していることがわかりました。食料品は79.8%、掃除商品は49.8%、健康とスキンケアは22.5%、ペットケアは4.8%、ベビーケアは-5.7%という結果となりました。

一方、スーパーでは特大ハム(Spiral Ham)の売り上げが424.7%増加し、パン酵母は302.5%、オートミルクは296.9%、ベーキングパウダーは162.3%など主にベーキング関連の商品が売り上げが上がってきています。ソーシャルメディアでも、自分たちで焼いたケーキやクッキー、パンなどが数多く投稿されており、今後もベーキングブームが続いていくようです。

外出制限が解除する見込みが読めないため、今後もホームクッキングをする機会が増えていくのは間違いないでしょう。今後、さらにキッチン用品のニーズが高まっていくのではないでしょうか。

Actus staff
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