アメリカの経済は予想よりも早いペースで復活し、パンデミック前よりも良くなったと言われています。GDPを見ると、昨年の最終四半期の1.1%と比較して、2021年の最初の3か月で1.6%成長しました。年間ベースでは、第1四半期の成長率は6.4%でした。

実際に、人々が外出するようになったので、アパレル売上が徐々に戻ってきました。下記の表は2017年1月から2021年5月までのアパレル売上です。2020年5月に最低を記録した後は、少しづつですが、回復してきていることが分かります。

2017年1月から2021年5月までのアパレル売上

逆に、パンデミック期間中は絶好調だった動画配信サービスのNetflixですが、ここに来て不調です。2020年は記録的な3,600万人の加入者を追加し、世界で最も人気があるビデオストリーミングサービスとなりましたが、2021年の最初の6か月では、加入者の成長が大幅に鈍化しました。同社の最新の発表によると、Netflixはわずか550万人の加入者を追加したのみにとどまりました。人々が外に出始め、家で過ごす時間が減ってきたためでしょう。

人材不足と輸送費の上昇により、インフレが懸念されるアメリカですが、経済は成長していく予定です。年間では、7.5%の成長が見込まれ、1951年以来の最も良い成長率になるのではと予想されています。

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Keiko Matsuura
Keiko Matsuura