アメリカでは引き続きデルタ変異種が猛威を振るっていて、ニューヨークタイムズ紙によると、過去2週間比で感染者数は8%増加、死者数は55%アップとなっています。そんな背景があり、今年の夏休みは飛行機を使わない旅行、ということで、久しぶりにロードトリップに出ました。

最後にロードトリップに出たのは、およそ10年前。その当時と比べると、高速道路を走っていて、真っ先に気づいたのは、アマゾンのロゴが入った大型トラックが格段に増えたこと。以前はWalmartや大型スーパーマーケットのトラックが多かった印象ですが、今は圧倒的にアマゾンのトラックが目立っています。流通量の多さが分かりますね。

ということで、アマゾンの2021年のスタティスティックスを下記にまとめています。改めてアマゾンの強さを数字が示しています。

1.アマゾンの米国のオンライン・ショップ市場のシェアは50%

2019年のシェアが45%で、2020年は47%、そして2021年は50%と予測されています。よく日本の企業の方から、「アマゾンに匹敵する他のプラットフォームはありませんか?」という質問を頂きます。日本には楽天があるからでしょうね。アマゾンに次ぐ第2位はWalmartですが、シェアはわずか7.1%にとどまっていますので、完全にアマゾンの独走状態です。以下の表は、2021年2月時点のEコマース市場のシェアです。

2.コアユーザーの確保

世界的には1億人を超えるアマゾン・プライムのメンバーがいます。アメリカでは3人に1人がプライム・メンバーで、消費の主役と言われるミレニアル世代が中心と言われています。そして、一般的に、メンバーは年間1,000ドル以上の買い物をアマゾンでするという統計が出ています。

我が家もプライム・メンバーで、グロサリーショッピングから、電子ピアノの購入に至るまで、ほぼすべての買い物がアマゾンになりつつあるのでした。アマゾンアプリの使い勝手は格段に便利で、全体的にユーザーよりのサービスを提供しているので、ついついなんでもアマゾンでお買い物になってしまいます。

3.アマゾンの売上

アマゾン上の売上は、毎秒 4,722ドル、毎分283,000ドルで、1時間で、平均1,700万ドル以上の売上を作っていることになります。実際にアマゾンのEコマース上の純利益も確実に増えていっています。下記の表は2004年から2020年まで純売上を示していますが、2020年には純売上高大きく伸ばしていて3,860億6,000万ドルを記録しています。2019年の2,805億2,000万米ドルから大幅に増えています。ロックダウンが追い風になったEコマースサイトですね。

以前、当社はアマゾン反対派でした。ただ、ここまで多くのアメリカ消費者が日常的に使うEコマースサイトは無く、アマゾンのプラットフォームを上手に使うことで、しっかりとアメリカ市場の足掛かりを作っていくことが可能です。そして、ブランドの認知度を効率よく広げていくこともできます。米国アマゾンでの販売を検討されている企業がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。

Keiko Matsuura
Keiko Matsuura 商品販売サポート部門ディレクター