1. 州最低賃金が時給の増額】(雇用主としての認識が必要   
    • 州最低賃金が時給$13.00に増額。(拠点のあるローカルガバメントによっては、シカゴ市$15.00、クックカウンティー$13.50など)2022年7月に既に最低賃金の改訂が行われ、州の新最低賃金額を上回る金額が設定されていることもあるので注意が必要です。
  2. 【Meal Breakポリシーの改訂】                               
    • イリノイ州のRest and Meal Period法の改訂により以下の要件変更、追加要件が発生します。
      1. (改訂)連続7時間半(現行は「7時間半以上」)勤務する従業員には20分の食事休憩時間を提供し、その開始は勤務時間開始後5時間以内でなければならない。
       2. (新要件)連続7時間半以上就労する従業員には、その後の連続4時間半勤務するごとに20分      の食事時間を追加で提供すること。なお、食事時間にはトイレに行く時間は含まれないものとする。
  3. 【One Day Rest in Seven”ポリシーの導入が必要】(新ポリシーの導入)           
    • イリノイ州のIllinois One Day Rest in Seven法の施行により、ポリシー導入必要となる。同法は、雇用主が、すべての従業員に対し、連続7日間(暦上の週内の7日間ではないので注意)に少なくとも連続24時間の休憩を許可することを義務付けるもの。                      ただし、1週間(ワークウィーク)の合計就労時間が20時間未満のパートタイム従業員は対象外。
  4. 【EEO Policyの改訂】                                       
    • イリノイ州雇用差別禁止法(Illinois Human Rights Act)の改訂により同法指定のprotected classのRACEの公式な解釈が広がり、Raceに関連する特徴として、hair texture (髪質)やbraids, locks, twistsといった髪型も含まれることに。この解釈を現行のポリシーに追加すること。
    • ※また、IHRAを執行するIllinois Department of Human Rights(IDHR)が今年(2022年に)       引っ越したため、ポリシーに記載されているIDHRのコンタクト情報のアップデートが必要

 5.【Family Bereavement Leave Actの施行】 75マイル以内に50名以上の従業員を雇用する雇用主のみ対象の新ポリシー)Bereavement Leaveポリシーの導入、現行では、子供の死亡時に適用されるリーブ法(Child Bereavement Leave Act)が改定され、1.1.23にFamily Bereavement Leave Actが施行されています。

上記内容の詳細について知りたい方、また、ポリシーの導入、ポリシー改訂について必要な場合は、弊社までご連絡ください。

→ mkato@actus-usa.com (917-776-9129)までご連絡お待ちしております。

Kato Manami
Kato Manami