採用に必要な日数は〇〇日

 ジョシュ•バーシン•カンパニーとグローバル⼈材紹介会社のAMSが発表した新しいデータによると、⼈材採⽤に掛かる時間は増加傾向にあり、雇⽤主は採⽤までに平均44⽇を要しているそう。データは求⼈募集が承認されてから候補者がオファーを受けるまでの⽇数と定義。

 また、別の調査では業種毎の平均値を出しており、業界差も顕著に。業種別では、エネルギー•防衛関連企業が最も平均採⽤期間が⻑く、67⽇となっている。専⾨サービス業も47⽇と平均を上回っており、今年も平均より⻑い採⽤期間が継続すると予想されています。

 ⼀⽅、⼩売業は2022年の平均採⽤期間が最も短く、2023年もこの傾向が続くと予測されている。⼩売業の求⼈はエントリーレベルが多く、離職率が⾼く、⼤量採⽤が特徴であるため、採⽤までの時間が短いという。また、ITや技術職の採⽤は特にここ数年難しく、職種によっては70⽇近く掛かる企業もあったそうです。

 経済の先⾏きや「働き⽅の変化」によって影響を受けると⾔われているポジションもあります。ここ数カ⽉の間は、経済の先⾏き不透明感により営業•マーケティング⼈材件数が減少していたが、今後、営業求⼈数が増加することによって、採⽤期間が⻑期化されると分析。更に、2022年の⼈事関連職の平均採⽤期間は42⽇だったが、多くの雇⽤主が出社しての勤務に戻る為、採⽤期間が延びるとも予測されています。

 数年前と同じ給与で⼈材募集をされている企業もありますが、⾯接どころか、候補者からの連絡が⼀切ないという状況をお聞きすることもあります。候補者が「有利な状況」にあるので、お給与が全てではありませんが、候補者の転職理由の⼤きな部分を占めるということが改めて知らされます。

バーシン社が 考える採用期間長期化の要因は???

失業率が低く、候補者が仕事を選り好みする

多くの企業採⽤プロセスが複雑化している

パンデミック時の⼤規模かつ継続的な⼈材流出

柔軟な働き⽅を求める求職者の気持ち など

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Yamada Akihiro
Yamada Akihiro